妊婦同士

お昼過ぎ、夫達の翻訳の打ち合わせで、奥様も一緒にhfさんが来る。奥様は念願の妊娠で、幸せ一杯な様子。どうやら・・できたかも、という辺りから、何度かメールをやり取りしていて、最近のお互いの様子を報告しあっていたので、久しぶりに直接お目にかかれるのがとても嬉しかった。最初の一ヶ月目から、結構体調の様子は変わるし、本人としては妊娠がわかって一番嬉しいし話したい時期。(少なくとも私はそうだった。)先日のご主人の様子だとまだリアリティのない感じだったから、お気持ちよくわかります!という感じで、女同士一緒に喜びたい気持ちで一杯だった。
奥様はこの日、風邪を押して来て下さったとのこと、私も午後は横になれないのを覚悟して、午前中を寝て過ごした。予想通り、四者四様の意見があって長い話し合いとなり、途中休憩を入れた頃には、たぶん奥様も私も、(夫も?)体を休めたくなっていたと思う。リビングに出してあるベットに私はちょっとお腹をのばさせてもらい、「奥様もどうぞ!」と二人で遠慮しあいつつ、少し横になる。ベッドの上に、「妊婦二人だけど、四人分」というのがちょっとおかしかった。
また、奥様から古今亭志ん朝の落語から、黒柳徹子の失敗談エッセイ、読みやすいフランス語のケストナー宮本百合子有吉佐和子など、たくさん貸していただいた。本当に、ありがたいことです。海外生活、持つべきものは読書家の友人知人だなあと思った。
話し合いがようやく終わったのは夜の7時過ぎ。その後でプーレをオーブンに入れたので、晩ご飯は9時になってしまったが、お腹ぺこぺこで食べた久しぶりのプーレ・ロチはやっぱりおいしかった。ちょっと座ってる時間が長かったし、二人ともちょっと疲れたけれど、赤ちゃんはよく動いている。コントラクションがきついと、ちょっと大人しくなる感じがしていたけれど、まあまあ大丈夫みたいだった。