春になっていた

火曜の疲れが一日、二日とじわじわきて、なんとなく赤ちゃんもおとなしい。下腹部のあたりがちょっとぴくぴくするのは、赤ちゃんが動いているのか、はたまた私のお腹が痙攣しているのか? でも体を動かしたいので、ちょっと休んでは動き、ちょっと横になっては動きする。相変わらず落ち着きのない私。フランス語は少ーしだけ読んだけど、読書はあんまりはかどらず。プラトンの「国家」2巻目に入る。伊達政宗もついに最終巻の6巻目。
 午前中、夫が仕事に出ている間はなんとなくうつらうつらと過ごしてしまったが、今日の午後、随分久しぶりに、お買い物と郵便物を出しに外に出た。そしてびっくり!なんとリールはすっかり春になっているではないの!玄関の重い扉を開けて外に出た瞬間、あまりの空気の暖かさに思わずうわーと叫んで思い切り伸びをしてしまった。マッチの広場まで出ると、街路樹には黄緑色の芽が吹き出している!まぶしい!近くで見たら、花のようだった。気分がいいので、ついガンベッタの郵便局まで歩いてしまった。一週間ぶりに見るソルフェリーノ通りもガンベッタ通りも、何だか新鮮に見える。え、こんな店あったっけ?バカンスの最中なだけあって普段の平日より人通りも多く、町並みがいつもより明るく見えた。しばらく休むと、見慣れたものも新鮮に見えていいなあ。