マダムカルセル、2回目

夕方、Mme Carcelが2回目の往診でやってくる。今日は学生さんはバカンスでお休み。基本的にはよく休んでいるし状態は悪くなっていないので、質問にも大丈夫、サ・ヴァ、サ・ヴァと答える。彼女は本当に親切で(というか、病院のsage femmeは親切でも時間に追われて忙しいんだろうなー。)親身になってくれるし、説明もわかりやすい。逆子の赤ちゃん、動いた?と聞かれたので、まだと思いますーと答えたら、単語はよくわからなかったけど、「あらー、きかん子ね!」みたいなことを言っていた。coquine?と夫は言ってたかな。今が34週目だから、あと10日、がんばってね。セレステンの注射を打ってあるから、通常だったら37週までは肺機能が十分に発育しなくて入院なんだけど、35週で出てきても一緒に退院できるわよ。とのこと。あと10日!ちょっとうれしい。横になって、子宮の大きさを測り、赤ちゃんの心音を聞く。元気なのはわかっているけど、何となく安心する瞬間。彼女は「ここはプラセンタで、これは赤ちゃんに栄養を送っている音」なんてことも教えてくれた。頭はやっぱりまだここね、こっちが背中。下腹部の方が時々ぴくぴくするんです、と言ったら、足よ!足。とのこと。頭が下になると、今度は上のほうを蹴られるらしい。今度の26日のジャンヌ・ド・フランドルの検診までになんとか動いてくれるといいけど。どうやら、エコグラフィーを当てながら、逆子を直す処置をちょっとされることになりかねないらしい。痛みはないって言ってたけど、あんまり色々されるのは嫌だなあ。自分でやってみようかな、と言ったら、それはやっぱり技術だから!と言われた。